タイワン行きたいわん

タイワン旅行で、台南を訪れる日本人は、どのくらええるじゃろう。
タイワン南部でもちーともでけー街が高雄じゃけど、実は南部にゃー、タイワンで4番目に大きな街も「台南」も存在しておるで。
高雄よりも少々北に位置する台南は、タイワンの古都であり人口は約76.5万人ほどじゃ。
日本統治時代にゃー台北に次いでタイワン第2の城市でもありたんじゃ。
そのため、ようけの旧跡が残っており、現代的な都市景観との複合がでーれー魅力的でもあり、『タイワンの京都』やらなんやらと呼ばれることもあるんじゃ。

「延平郡王祠」は、鄭成功没後に建てられた古刹じゃ。
日本の統治時代にゃー開山神社としとったんじゃ。
龍のいる庭園はでーれー美しゅー、昔ながらの井戸も残っておるで。

台南にも「孔子廟」があるんじゃ。
タイワン最古の孔子廟で、1665年に創建されたんじゃ。
日本統治までは、タイワン儒学の最高学府じゃったのじゃ。
是非、見てーてつかあさい。

アジア最大の聖母廊が「正統鹿耳門聖母廊」じゃ。
圧倒されるような巨大な建物で、廊内の豪華さも圧巻じゃ。

散策の途中で「台南公園」で一休みするのもえーじゃのー。
1917年に開園した公園で、園内にゃー大きな池もあり、そりょー囲むように樹木が生い茂っておるで。

彫刻が素晴らしい「台南大天后宮」も見ておくとえーじゃろう。
明朝しめーの王族の王宮であり、海の守護神だそうじゃ。

第一級古蹟の「億載金城」も一見の価値ありじゃ。
１８７４年に建てられた要塞で、現在は堀と城門が残っておるで。

他にも台南にゃー、まだまだ見どころがようけあるんじゃ。
オランダ人が城を築いて、その後鄭成功が王府をここに移したっちゅう「安平古堡」や、道教の最高位である玉皇大帝を葬っとる「天壇」、タイワン初の官建祀典武廟である「武廟」やらなんやらやらなんやら、１日では周りきれんほどじゃ。
タイワン旅行の際にゃー、台南での滞在日数もぜひ予定にいれてつかあさい。